日々白白

26歳、派遣社員の日々の生活記録。

第7話「ただ離婚してないだけ」ザックリあらすじと北山担の感想

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"悪夢の再来"

 

こちらは「ただ離婚してないだけ」第7話のサブタイトル

 

この不穏なタイトルに全く偽りナシ、ドンピシャのストーリーでしたね。

 

夢ではなくて現実なのが辛い…。

 

そんな第7話、今回も精神を削られまくって、私はもうガリガリです。

 

高嗣とWATER SOUR片手に感想を語り合いたい。

 

CM初単独出演、本当におめでとう!乾杯!!

 

では、今回も張り切って参りましょう〜

 

※原作は読んでおりませんので悪しからず!

 


拒否と横転


寝室の窓を思い詰めた表情で見る雪映。

 

週刊誌の記事を見て、慌てて帰宅した正隆。

 

そして、前回のラストシーンへ。

 

ホラー苦手なので、雪映が飛び降りるところ何回見てもドキーッとしてしまう。

 


 

飛び降り自殺を図って意識を失い、ストレッチャーで運ばれる雪映。

 

正隆は付き添いながら、何度も名前を呼びます。

 

ピシャッと閉じられた扉の前で溜息を吐き、項垂れて待つ正隆。

 

そこに雪映の妹、菜穂が駆け付けます。

 

「あなたにはお姉ちゃんのそばにいて欲しくない!」


雪映が"正隆との生活に耐えられず、自殺を図った"のだと疑う菜穂。

 

正隆を突き飛ばし、追い返します。

 

家に帰って床にぶっ倒れる正隆。

 

「殺人共同生活49日目」のテロップ。

 

ここの正隆、萌ちゃん(死体)を埋めた後の雪映じゃん…。

 

すでに"悪夢の再来"が始まってる〜!!

 


 

オープニング。

 

ちゃんと見ていると、これまでのシーンを連想させる箇所がいくつかありますね〜

 

皆さん"圧倒的な、北山宏光"のインタビュー(TVガイド)、見ました?

 

そこに、オープニングの尺に全員のソロを入れた話があって感動でした。

 

テキストは勿論、お写真も超超良かったので、全人類圧倒されるべき。

早くフルver.も聴きたいですね!!

 


 

パパとの初対面、パーティーでの置いてけぼり、会社を辞めた時のこと。

 

「家族なんて、俺には、」
"必要ない"?
それとも、"荷が重い"?

 

トラウマがフラッシュバックする中「子どもができた」という雪映の声で、目を覚ます正隆。

 

朝日に照らされた顔には、一筋の涙。

 

この眩しすぎる光も、萌ちゃん事件翌日を思い起こさせる演出だ…。

 


 

食事をとろうとする正隆。

 

雪映がいないと、いつものランチョンマットも箸置きも無し。

 

コーヒーの粉をこぼしても、片付ける気力もなく踏ん付けて歩く正隆。

 

冷蔵庫を物色し、いつものお漬物を取り出します。

 

もうカランカランだけじゃなくて、お漬物もレギュラーになりつつあるね。

 

一応用意したものの、食べずにテーブルに突っ伏す正隆。

 

ここの表情、第7話好きビジュアル選手権優勝!

 

こんなにキレイに二重の線が出ること、ある??

 

テレビから流れるのは、柿野製薬のニュース。

 

賄賂問題だけでなく、弟の利治が行方をくらましているとのことでした。

 

呼び出しと始動

 

家を出て公園のベンチに座る正隆。

 

正隆、公園好きだね〜

 

そこへ見知らぬ番号から着信が。

 

不審がりつつ出てみると、相手はパパの秘書と名乗る男でした。

 

「会長が正隆様とお話がしたいと。大至急こちらに来て頂けないかと。」
「利治がダメになったからって、今更俺を担ぎ出そうっていうんじゃないだろうな?」


怒りに任せて、通話を強制終了させた正隆。

 

それでも、再び鳴る電話。

 

正隆は電話に出るなり「いい加減にしろよ!」と怒鳴ります。

 

しかし、今度の相手は秘書ではなく、行方不明になっているはずの利治本人。

 

「実は親父は危篤状態だ。頼む、今すぐ帰って来てくれ。」
「帰らない、帰るわけないだろ。」


また歩き出すも、立ち止まり目を閉じる正隆。

 

深く息を吐き、何かを決心したように目を開けます。

 


 

同じ頃、まだ意識が戻らず昏睡状態の雪映。

 

正隆と同じような目のドアップカット。

 

しかし、その目は開かれることはなく、夢の中を彷徨っていました。

 

それは自宅のリビングで、正隆と子どもが仲良く遊んでいる夢。

 

第3話でカレーを作り、(絶賛不倫中の)正隆を待っていた時と同じ場面です。

 

雪映は2人に近付き、手を伸ばします。

 

しかし、雪映の手は宙を掴むばかり。

 

いつの間にか親子の姿は消え、おもちゃと雪映だけが取り残されます。

 

まるで窓から吹き込む風が、2人を連れ去っていったよう。

 

病室のベッドで、雪映は苦しそうに顔を歪めます。

 


 

萌ちゃんがいなくなってから、毎日カレンダーに印をつけている創甫。

 

マジックで日付を黒く塗りつぶし「55日目」と書き足します。

 

鏡の前に立った創甫の格好は、いつもと違っていました。

 

それは、萌ちゃんが出所祝いにとプレゼントしたスーツ姿。

 

「ちゃんと話を聞いて貰いたい時は、ちゃんとした格好すればいいの。」

 

萌ちゃんの言葉を思い返し、ピアスも外し、鏡の前で襟をただす創甫。

 

でも、足元はスニーカーなのがキュートだよね。

 

その姿でついに警察署へ向かった創甫、行方不明者の捜索を依頼します。

 

許しと赦し

 

ゆっくりと近付いてくる扉。

 

その扉を開けると、秘書らしき男性、お見舞いのお花や贈答品。

 

中央のベッドに横たわるパパ。

 

この正隆目線のアングル、臨場感がすごい。

 

緊張感とか不安がビシバシ伝わってきます。

 

結局、富山まで帰ってきた正隆。

 

しかし、あと少しのところで間に合わず、パパは既に帰らぬ人に。

 

"最後に話をしたい"という、パパの願いは叶いませんでした。

 

声もかけず、ただパパを見つめる正隆。

 

「僕が殺したようなものだ。」


後ろから声がして振り返ると、利治が座っていました。

 

利治は久々の再会の筈なのに、何も聞いてこない正隆に言及します。

 

「俺は捨てられたんだ、もう関係の無い話だろうが。」
「親父はそうじゃなかったみたいだよ。」


正隆のことを思いやり「代わりに遺言を聞いておけば良かった。」と後悔する利治。

 

突っぱねる正隆。

 

利治は、正隆が会社から身を引いた後について話し始めます。

 

正隆がまとめていた子会社から信頼を得られず、苦労していた利治。

 

事業の成功を装うために、お金を渡したと告白します。

 

「どんなに努力したって、結局俺は兄さんのようにはなれなかった。」
「兄さんの育てた会社、駄目にしてごめん。」


涙を流しながら謝罪する利治。

 

そこに一台の車が現れます。

 

今度はヤクザではなく、東京地検特捜部の皆さん。

 

利治から事情聴取をするために行方を探し出し、やって来たのでした。

 

大人しく連行される利治。

 

正隆は目に涙を浮かべ「もう少しだけ話をさせてくれ!」と訴えますが、男たちに制止されます。

 

去っていく車を見送る正隆。

 

「何を恨んできたんだろう、俺は。」
「自分の挫折ばかりにしがみついて、腐って生きて。」
「一体何だったんだ、俺は。」


正隆が家族を憎んでいたように、パパや利治も正隆のことを"鬱陶しい存在と認識しているんだろう"と決め付けていた。

 

これまで正隆がしてきた行動や言動、それは自分を捨てた家族の所為にもしていた部分が、少なからずあったと思う。

 

でも、パパも利治も"そうは思っていなかった"と知る。

 

夜の街、歩道橋の上から道路を見下ろす正隆。

 

最後の一言が今にも泣きそうな声色で、心に刺さります…。

 

夢とメモ帳

 

再び、同じ夢を見る雪映。

 

子どもの無邪気な笑い声が耳に残ります。

 

それにしても、パパ正隆かわい〜な!

 

子どもが男の子っていうのも良い!

 

もう一度、手を差し伸べる雪映。

 

すると、今度は小さな手がしっかりと握り返します。

 

その瞬間、意識を取り戻す雪映。

 

すぐに右手を確認します。

 

その手は、夢の中で握手をした形になったままでした。

 

そして「赤ちゃんは無事ですよ。」と医師に言われ、心から安堵する雪映。

 

ここで夢を見たことで、雪映の気持ちは180°変わってしまいましたね。

 

きっと手を握った感触が強烈に頭に残って、手放したくなくなったのでしょう。

 

それに、夢の中で赤ちゃんに「死なないで」と言われたのかも。

 


 

場面は変わり、ガールズバーの前にて。

 

逃走した佐野を追いかけ、店にやってきた仁科と子分たち。

 

ほのかちゃんに佐野の居場所を聞きます。

 

色々ありすぎて3日で1000万の話、すっかり忘れてたよ…。

 

どうやら、お金を渡す約束の日になったみたいです。

 

「この店はさ、うちが引き取ることになるかもね。」


ほのかちゃんの手を取り、そう話す仁科。

 

ちょっと怯えた表情のほのかちゃん、レアだ!

 

一方、店を出て逃げる佐野。

 

正隆と萌ちゃん、両方のスマホに電話を掛けます。

 

しかし、それどころじゃない正隆が電話に出るはずもなく…。

 

佐野のイライラは最高潮。

 

家の固定電話に電話しようと、メモ帳を取り出します。

 

そこで、メモ帳に薄く"白泉新聞"と印字されているのを発見。

 

ついに正隆の住所に繋がるヒントを見つけました。

 

名探偵 佐野。

 

捜索と宣言

 

雪映が入院する病院へやって来た正隆。

 

すると突然、菜穂が病室から飛び出してきます。

 

「お姉ちゃんがいない!さっきまでいたのに!」


病室を覗くと、空っぽになったベッド。

 

正隆は血相を変え、真っ先に屋上に向かいます。

 

また飛び降りようとするんじゃないか、と気が気でない正隆。

 

何度も名前を呼びながら、身を乗り出して下を確認します。

 

雪映の姿が無いことが分かると、病院を出て走る正隆。

 

そして、公園のベンチに座る雪映の後ろ姿を探し出します。

 

息を乱しながら走り寄る正隆に、不思議そうに反応する雪映。

 

何をしていたのかというと、呑気にサンドイッチを食べていたのでした。

 

そこへ菜穂もやって来て「心配したじゃない!」と声を潤ませます。

 

「ごめん。でももう大丈夫だから、私。」
「家に帰る、正隆と。」


振り向き、正隆の目を見る雪映。

 

その瞳に"もう迷わない"という、固い意思を感じ取った正隆。

 

「俺が、雪映を守るから。」
雪映の肩に手を置き、キッパリと言い切ります。

 

その言葉待ってたよ!!!

 

2人の気に圧倒され、何も言えなくなる菜穂。

 

これまでの正隆とは違うこと、この言葉で伝わりましたね。

 

でも、夫婦の絆を取り戻せたのは、あの事件がきっかけなんだよな…。

 

そうそう!
雪映が座っていたベンチなんですけど!

 

序盤で正隆が電話していた時、座っていたベンチと一緒でしたね。

 

こんな病院から近い公園だったんだ!?って驚き。

 

だからあの時、正隆も公園にいたのかな?

 

どうしても雪映の傍にいたくて、近くにいたってことでしょうかね?

 

正隆、健気、LOVE。

 

悪夢の再来


帰宅して、一息つこうとケトルを火にかける雪映。

 

正隆は、パパが死んだこと、柿野製薬の経営体制が変わることを報告します。

 

そしてパパが亡くなる前、正隆と話がしたいと希望していたことも。

 

「何でだろうな、今になって親父が何を言いたかったのか知りたいんだ。」
「それはあなたが父親になって見つければいい、生き直すの。」
「私、必ずこの子を産む。今度こそ。」


雪映は、テーブルの上で組まれた正隆の両手を包みます。

 

力強い言葉に「ありがとう。」と振り絞るように答える正隆。(えらい)

 

次は正隆が雪映の手を握り返します。

 


 

ピーンポーン

 

出ました、"悪夢の再来"。

 

思わず固まる2人、手を離します。

 

恐る恐るモニターを確認する正隆。

 

映っていたのは、萌ちゃんの時と同じアングル、同じ挨拶をする佐野。

 

メモ帳から住所を突き止め、とうとう家までやって来たのでした。

 

ドアを叩き、ご近所さんに聞かれたらビックリの大声で脅す佐野。

 

正隆は用意していたお金を手に取り、玄関へ。

 

佐野はドアを開けるなり靴のまま乗り込み、正隆に掴みかかります。

 

それを「落ち着け!」と押さえ込み、持っていたお金を渡す正隆。

 

佐野は、受け取ったそばから正隆を突き飛ばして中身を確認します。

 

しかし、正隆が用意出来たのは1000万に到底届かない金額。

 

「全然足りねえじゃねえかよ!」とお札をばらまき、正隆を足蹴にします。

 

部屋に上がり込み、他に金目のものは無いのかと詮索する佐野。

 

雪映を見つけ「あの時、学校にいたな」と思い出します。

 

「夫婦揃って馬鹿にしやがって、舐めてんじゃねえぞ!」
「この家ごと売っ払うか?」


部屋中の物をひっくり返す佐野。

 

キッチンのカーテンを開け、萌ちゃん(死体)を埋めた庭を見ます。

 

ハッと息を呑む雪映。

 

そして2階に上がろうとする佐野を、正隆が慌てて追いかけます。

 

階段の途中で立ちはだかり、詮索するなと訴える正隆。

 

佐野はその形相に不信感を抱きます。

 

「つーか、萌どうした?お前、殺したか?」

 

やっぱり佐野 名探偵だよね!?

 

笑顔で問いかけられ、恐ろしくなって思わず佐野を突き飛ばす正隆。

 

佐野は階段を転がり落ち、頭を打って動かなくなってしまいます。

 

目を見開いて固まる雪映。
警戒しながら近付く正隆。

 

後退りをした拍子に足がもつれ、すっ転びます。

 

その衝撃で唸る佐野。

 

一瞬ヒヤッとしましたが、佐野には、まだ意識があったのでした。

 


 

意識が完全に戻らない間に、佐野を2階へ運び込んだ夫婦。

 

協力して両手足をガムテープでグルグルに縛ります。

 

そうこうしていると目を覚まし、状況を把握した佐野。

 

縛られていながらも、激しく抵抗して正隆の首を締めます。

 

弱っている正隆に向かって両手を掲げる佐野。

 

正隆、大ピンチ!!!

 

その瞬間、熱湯が佐野を直撃。

 

顔面に浴びた佐野は奇声をあげ、床を転がり回ります。

 

何事かと振り向く正隆。

 

そこには、まだ湯気の出ているケトルを持った雪映が立っていました。

 

「静かにして。」
「言うことを聞きなさい。」

 

まだ転がっている佐野の頭を踏みつけ、体重を掛けて大人しくさせる雪映。

 

そのあまりの冷酷さに驚き、引いてる正隆。

 

佐野が、前回にも増して不憫な扱いになっちゃって…ちょっと同情するよ…。


それぞれの変化


もう〜〜嫌だ!!
このドラマ見たくない!見るけど!!

 

はい、第7話を見終わった後の、私のリアル第一声でした。

 

雪映の真面目さがダークに振り切れると、とんでもなく恐ろしいですね。

 

完全に目が据わっちゃってました。

 

きっと生徒たちも「柿野先生だけは怒らせちゃダメ」って言い合ってるはず。

 

それに、まさか前回から登場していたかわいいケトルが、ラストシーンの伏線になっていたなんて…。

 

本当に予測がつかない!


面白いですこのドラマ!!(情緒よ)

 

雪映の変貌っぷりが衝撃的でしたが、今回は正隆が成長を見せてくれましたね。

 

雪映と、お腹の子どものことを守る姿勢。

 

それに、パパの為に病院に行った件は、かなりのレベルアップでは!?

 

雪映との関係性が強固になったことで、少しずつ家族と向き合おうとしている正隆。

 

以前の正隆だったら、絶対行かなかっただろうな。えらい。

 

それにしても、この夫婦はどこまで罪を重ねてしまうんだろ…。

 

どこからやり直せば、こうならずに済んだのかなと考えてしまいます…。

 

それでは!
第8話の予告を見て、今回も終了です。

 

youtu.be

 

ちなみに、次回のサブタイトルは"異常な決断"。

 

もう嫌な予感しかしないな〜!!?

 

ではまた次週、お会いしましょう!
今回もお付き合い頂き、ありがとうございました〜