日々白白

26歳、派遣社員の日々の生活記録。

第6話「ただ離婚してないだけ」ザックリあらすじと北山担の感想

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今回は!ついに来た!

 

雪映の回だ〜〜〜!!!

 

こんにちは、毎回ラストシーンでタカシばりに「ええっ!?」と言ってしまうシラです。

 

見事にゴロンゴロン手のひらの上で転がされていますね。

 

それでは今回もゆるくお付き合いください〜!

 

※原作は読んでおりませんので悪しからず!


逃亡と落とし物


佐野の前で名前を呼ばれ、引き攣った正隆の表情で終了した前回。

 

「ただ離婚してないだけ」第6話、ドッキドキの2人の攻防からスタートです。

 

お店から退散してすぐ、扉を開けてゆっくり出てきた佐野。

 

正隆はその姿を見るやいなや階段を飛び降ります。

 

この階段で萌ちゃんと旅行に行く約束してたよね。

 

あの頃が懐かしいよ…。

 

後ろを振り返り、追って来ないことを確認したのも束の間、待ち伏せしていた佐野に捕まり羽交い締めに。

 

大ピンチの正隆は「助けてください!」と叫び、周囲の人の注目を集めます。

 

佐野は一瞬狼狽え、その隙に上着ごと脱ぎ捨てて逃げる正隆。

 

路地に隠れてなんとか佐野を巻き、ほのかちゃんを即ブロック。

 

ちょっと様子を伺おうとしたら大惨事になってしまい、大きく溜息を吐きます。

 


 

正隆を見失い、上着を持って店に帰った佐野。

 

八つ当たりでほのかちゃんに上着を投げつけると、ポケットに萌ちゃんのスマホが入っているのを発見します。

 

なぜ正隆が持っているのか、疑問に思う2人。

 

「実は〜監禁でもしてたりして?」

 

くう〜ほのかちゃん今日も良いよ〜!

その調子!!

 

佐野はスマホのパスコードを解けと命令します。

 


 

オープニング。

 

このドラマの主題歌「Fear」と言えば!

 

リリースが9月15日(水)に決定しましたね!

 

もうずーっとお祭り状態で、本当に感謝…パフォーマンスも楽しみ〜

 

詳細は、エイベックスのKis-My-Ft2公式サイトをチェックしてください!

 

avex.jp

 


 

そしてですね、お気付きでしょうか皆さん。

 

なんと今回、恒例のモノローグが無かったのです!

 

これはビックリした。

 

正隆から雪映にチェンジした前回、雪映は「孤独だった」「辛い目に遭いたくなかった」と言っていましたね。

 

ノローグが無いということは、もう心変わりしているという証。

 

この冒頭のシーンで、すでに今後の展開が暗示されていたのですね…すごい…。


着信と手掛かり


正隆、トボトボ歩いて無事に帰宅。

 

電気の点いていないキッチンを覗いて「雪映?」と声を掛けます。

 

そこには、コードを抜いた電話機の横で座り込んでいる雪映が。

 

またカレー作って真っ暗闇の中で待ってるかと思っちゃった、ごめん。

 

そうそう、雪映が「正隆!」って名前を呼んだの、はじめてじゃない?

 

脅迫電話、帰ってこない正隆…不安と恐怖でいっぱいいっぱいなのが伝わる。

 

「男は、萌ちゃんの行方は知らないようだった。」と話す雪映。

 

さらに「家にまで来たらどうしよう。」と怯えます。

 

「電話に出なければいい、すぐ諦める…諦めるよ。」

 

正隆は、殺人がバレていないと安堵してそう言い切ります。

 

また君は…良くないよ!

 

多少願望も入っているとは思うけど、なんて浅はかな考えなの!?

 

あと、もうお湯が沸いた音も怖いです。

 


 

数日後?正隆の自室。

 

仕事に集中できないのか、体育座りしてる正隆。かわいい。

 

もう窓にもたれ掛からないね?

 

あれは初期正隆の癖だったのかな?

 

そこへ、スマホに着信が入ります。

 

画面に表示された名前は「夏川 萌」

 

逃げる時に落としたスマホを佐野が持っていること。

 

さらにはパスコードまで解いているのだと知る正隆。

 

電話番号も漏れてしまい、佐野が全く諦めていない現実に直面して項垂れます。

 


 

同じ頃、パスコードは解けたものの、肝心な正隆の居場所を掴めずにいた佐野。

 

特別手当をねだるほのかちゃんの話も聞かず、萌ちゃんのスマホを片手に情報を探ります。

 

そこで、カメラロールに残っていた正隆との写真を発見。(寝顔LOVE)

 

映り込んでいたのは小学校の校名が書かれた封筒。

 

雪映がやらかしちゃった証言もあり、勤務先の小学校に違いないとほくそ笑む佐野。

 

強請りと決意

 

そして場面は小学校へ。

 

昇降口で男性教師と揉める佐野に出くわし、身を潜める雪映。

 

佐野が自分の勤め先を突き止め、さらに自宅を探し回っていることを知ります。

 

不注意でぶつかってしまい、尻もちをついた生徒を「クソガキ」と睨みつける佐野。

 

雪映は思わず飛び出し、間に入って佐野と対峙。

 

自分の身を挺して生徒たちを守ろうとします。

 

緊張感で溢れる中、他の教師も集合。

 

「これ以上騒ぐなら警察に連絡します。」と忠告しました。

 

「柿野先生に言っとけ。待ってるぞ、逃さねぇからなってな。」

 

雪映が探している"柿野先生"だとは思わず、そう捨て台詞を残して退散する佐野。

 

校門の前で仁王立ちし、苛立ちを抑えきれない様子で待ち続けます。

 

職員室では、そんな佐野を見てザワザワ。

 

雪映は佐野について聞かれても「全く知らない人で、心当たりもない」と嘘をつきます。

 

そこで「警察を呼んで集団下校の準備をしよう。」という話が持ち上がります。

 

"警察"という言葉に不安げな表情を浮かべるも、何も言わずに俯く雪映。

 

しかし、そこへ黒い車が急に現れ、佐野はヤクザ2人に攫われていきました。

 


 

ザ・ヤクザの事務所!に連れられた佐野。

 

隣の部屋で物騒な物音がする中、仁科に説教をされます。

 

佐野が言葉に詰まっていると男が逃げ出してきますが、舎弟の薮が灰皿を拝借。

 

再び部屋に連れ戻します。

 

「薮くーん、良い音してるけど、今ちょっと静かにしてくれる?」

 

仁科が声を掛けると、鈍い音と叫び声がしてシーンと静かになった男。

 

それを確認し、仁科は佐野に「3日以内に700万を用意しろ。」と要求します。

 

「そんな!」と焦る佐野に、笑っちゃうくらい血だらけの灰皿を片手に帰ってくる薮くん。

 

「金が用意できないなら、こうなるぜ」と言わんばかりの見せつけ。

 

めちゃめちゃ怖いが??!

 

そんなの見せられたら「YES」って言うしかないよね!

 


 

佐野が攫われた為、警察には通報せず、生徒たちを集団下校させた学校側。

 

雪映は、念のため自宅まで送迎してもらいました。

 

正隆も出てきてお礼を言います。(えらい)

 

玄関に入るなり、無言でその場に座り込んでしまう雪映。

 

そんな雪映を見て、正隆はある決心をします。

 

交渉と危惧

 

ヤクザから解放され、街を歩く佐野。

 

すると萌ちゃんのスマホ正隆から着信が。

 

仁科の無茶な要求に困っていた佐野にとって、願ってもないチャンス!

 

威勢よく電話に出ます。

 

「俺たちは関係ない、変な言いがかりはよしてくれ。」

 

精神的ショックを受けた雪映のため、そう頼む正隆。

 

スマホを持つ手が震えてる。(そういえば怪我治って良かったね)

 

しかし、佐野の「お前が何しでかしたか、全部分かってるぞ。」という脅しに耐えられず、金を払うと約束してしまいます。

 

佐野は当初500万と言っていましたが「1000万、3日以内に用意しろ。」と請求します。

 

満足げに電話を切った佐野でしたが、薮に一部始終を見られていました。

 

300万ちょろまかそうとしたの即バレ。

 

ちょっと佐野が不憫に思えてきた…。

 


 

正隆は雪映が寝ている寝室へ。

 

今回は反対方向を向いて横になっています。

 

「俺たち、新婚旅行行ってないよな、落ち着いたら行きたいな。どこがいい?」

 

正隆の言葉に返答もせず、静かに涙を流す雪映。

 

そりゃそうだよな、こんな状況で言われましても!

 

正隆、現実逃避したくなると旅行を提案しがち。

 

ここで来ました、満月!

 

第2話で萌ちゃん(死体)を埋めた時、雪映が眺めていた満月です。

 

あれから約1ヶ月、雪映は満月を見ると、嫌でもあの夜のことを思い出してしまうのかな…。

 


 

その夜、正隆がふと目を覚ますと隣に雪映がいないことに気付きます。

 

心配になり下の階に降りると、例の事件現場を掃除する雪映がいました。

 

雪映はあの満月を見て「掃除しなきゃ」って思ったのかも。

 

「証拠が残っているかもしれない、綺麗にしないと。」


見ているのも痛々しい様子で、狂ったように床を拭く雪映。

 

正隆は、雪映を抱きしめて「大丈夫だから、」と何度も言います。

 

で、また満月…そして庭の不気味なカット。

 

まるで、萌ちゃんの罵る声が聞こえるような…復讐は大成功だね。


姉弟と真実


翌朝、出かける正隆を見送る雪映。

 

「殺人共同生活41日目」のテロップ。

 

短い期間に悪いことが重なりすぎでしょ…。

 

正隆のお出かけ理由は、佐野に渡す1000万の工面。

 

複数のATMを回り、キャッシングしてお金を用意します。

 

1人になった雪映は椅子に座り、お腹に手を当てます。

 

萌ちゃんと産婦人科で出会った時、もう子どもがいないのにお腹に手を当てていた姿。

 

庭に面した窓が目に入り、その時の表情も思い出す雪映。

 

「誰の子かなんて分からない、あの子はそんな女。」
「いつかこんな目に遭うような女だった。」


正隆との子どもじゃない、正隆が堕させたわけじゃない。

 

その一心で強く自分に言いかせる雪映、手で顔を覆います。

 


 

萌ちゃん捜索のため?家を出る創甫。

 

そこになんと雪映が現れ、創甫を呼び止めます。

 

萌ちゃんの子どもが誰の子なのか、どうしても知りたいがために家を訪ねたのでした。

 

家の場所知ってるんだ!?と思ったけど、遺留品から住所を探したのかな…?

 

荒れた部屋を片付けて、お茶まで出せる良い子な創甫。

 

萌ちゃんを心配して来たと嘘をつく雪映に「姉ちゃんのことを心配してくれる人がいて、なんか嬉しいっすよ。」と柔らかい表情に。

 

創甫は、自分には萌ちゃんしか味方がいなかったと語りはじめます。

 

ここで回想シーン。

 

創甫の出所祝いにスーツを買ってあげた萌ちゃん。

 

嬉しそうに鏡の前で合わせますが、創甫はスーツを投げ捨て、反発してしまいます。

 

素直になれなかったことを悔しがり「今からでも大学に行って、家にお金を入れたい」と言う創甫。

 

創甫も家庭環境からねじ曲がってしまっただけで、本当は萌ちゃんみたいに健気な子!

 

やっぱりぬいぐるみと寝てるだけある。

 

雪映も教育者の1人、創甫の真っ直ぐな言葉は響くよね。

 

「勉強したい」と願う子の、唯一の味方を奪ってしまったんだもん…。

 

そして、雪映は萌ちゃんの子どもについて質問します。

 

「堕させられたんすよ、柿野って野郎に。」


創甫の口からはっきりと出た"柿野"という名前。


再び、産婦人科での会話を思い出す雪映。

 

「頑張ってますね、不妊治療。」
「実はできたみたいで、赤ちゃん。」


正隆が堕させたことを認めたくなくて、創甫の家にまで行って確かめた雪映。

 

その願いは叶わず、"正隆が萌ちゃんを妊娠させ、堕させた"事実を突きつけられます。

 

さらに、自分が知らずに口にしてしまった言葉で、事件の引き金を引いてしまったことを思い知る。

 

殺してしまったのは正隆だけど、雪映もひとつの原因を作ってしまったのは間違いない。

 

絶望し、創甫の前で嗚咽を漏らして泣く雪映。

 

窓際で風に揺られ、微かに音を立てるカランカラン。

 

もうカランカランもレギュラーメンバーじゃん!?

 

第1話の時、誰がこんなこと予想できましたか…?涙

 

プレイドとゴシップ

 

お金が足りず、出版社にギャラの前借りを交渉しに来た正隆。

 

しかし「締め切りも過ぎてる、やってもない仕事の前借りなんてどうかしてる。」と冷たくあしらわれます。

 

あの時は萌ちゃんの幻覚を見てたからね…。

 

諦めずに「子どもが産まれるんです。」と土下座までして懇願する正隆。

 

流産した時の態度を思い返すと、成長ぶりにちょっと感動しちゃった…。

 

担当者はそんな正隆の姿を見て「なんで実家に頼らないの、この後に及んでプライドが邪魔なの?」とネチネチ。

 

正隆、もう痛いところを突かれても、キレたりしない!すごい!

 

「今そんな余裕ないか。信用ガタ落ちだもんな、柿野製薬。」


「え?」と思わず声が漏れる正隆。

 

担当者は週刊誌の見開きページを見せ「あんたの弟も終わりだな。」と一言。

 

そこには、大きく「柿野製薬、賄賂疑惑!」の文字が。

 

弟で現社長の利治が新薬の認可を撮るため、賄賂を渡していたのではないかという記事でした。

 

ああ〜!
第2話でデカモニターに映ったニュースで取り上げられていた、あの新薬ね!

 

利治の賄賂疑惑について、全く知らなかった正隆。

 

「ネタを掴めれば、ギャラ弾むよ。」と持ちかける担当者の話も耳に入らず、記事に釘付けになります。


ニュースと覚悟

 

自宅の階段をフラフラと上る雪映。

 

足取りは重く、まるで箱根旅行の階段で萌ちゃんの幻覚を見た、あの時の正隆のよう。

 

キッチンのカーテンを開け、庭を見る雪映の目が虚ろ…。

 

続いて正隆。

 

こちらも足元から階段を上っていく構図が全く同じ。

 

しかし、正隆の足取りは雪映と正反対。

 

駆けるように上り、帰るや否やテレビをつけます。

 

賄賂は政治家まで渡っている疑惑があり、また利治が地元の病院へ入ったようだと伝えるアナウンサー。

 

夢中になって見ていたその時、窓の向こうでドサッという音と人影が。

 

一瞬固まる正隆。

 

我に帰って走り寄ると、2階から飛び降りた雪映が、意識を失ったまま倒れていたのでした。

 

雪映の決断と階段について

 

だああ〜〜〜雪映…驚きすぎて心臓止まるかと思った…。

 

前回、私はここで"正隆と雪映の立場が逆転している"と書きました。

 

今回も精神崩壊直前の雪映を励ます正隆の姿が、過去のシーンと重なりましたね。

 

冒頭に述べたように、第6話は雪映の心変わりを描いた回でした。

 

正隆を真っ直ぐに愛する、真面目で正義感の強い性格の雪映。

 

創甫から話を聞き「お腹の子と、正隆とやり直すことは許されない。」と思いつめてしまう。

 

雪映のキチンとした性格から、自殺という最悪の選択をしてしまいました。

 

そして、萌ちゃんだけでなく、雪映の命も奪いそうになっている正隆。

 

「あなたを見捨てない。」と言ってくれた雪映も離れていき、1人になった正隆がこれからどんな行動に出るのか。

 

どうか、2回目の自暴自棄正隆にならないことを願います…。

 


 

それと、今回印象的だったのは「階段上るシーン多いな!」ってこと。

 

ガールズバーから帰った時、小学校から帰った時、そしてラストの雪映と正隆の対比。

 

また過去の回でも正隆が幻覚を見たり、萌ちゃんが会いに来た時も階段を上ろうとして諦めたり。

 

登場人物の心境の表現、今回は階段だったんですかね!?

 

本当に毎回楽しませてくれて…ありがとうございます!

 

次回もどんな仕掛けがあるのか期待!

 

予告を見ると、今後さらに正隆が追い詰められていく展開になりそう…。

 

ますます目が離せないですね。

 

youtu.be

 

では、また次週お会いしましょう〜!