日々白白

26歳、派遣社員の日々の生活記録。

第4話「ただ離婚してないだけ」ザックリあらすじと北山担の感想

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さあさあ少し間が空いてしまいましたが、今週もやって参りました。

 

「ただ離婚してないだけ」第4話の感想を、思うがままに書いていくお時間です。

 

ところで皆さん、8月3日にオンエアされたKis-My-Ft2オールナイトニッポン聴きました???

 

キスマイ全員の和気藹々トークを聴けちゃう、最高な2時間でしたね!

 

メンバーがただリコの感想を話してくれたのも嬉しかった!!!

 

北山さんに話を振っておきながら「ちょっと待って俺が喋ってるから、」ってめちゃめちゃ喋るタカシ、ラブ。

 

それではタカシいわく幽霊現象出ちゃった第4話、よろしければお付き合いくださいませ〜!

 

※原作は読んでおりませんので悪しからず!

 


満月と隠蔽

「あんただけ幸せになるなんて許さない!」


萌ちゃんの悲しすぎる最後の言葉から始まった第4話。

 

広がる血に動揺する正隆に救急車、警察を呼ぼうと雪映が提案するも、正隆は萌ちゃん(死体)の足を持ち「お前も持てって言ってんだよ!」と怒号を浴びせる。

 

これまで後先考えずに行動してきた、正隆の悪いとこ出ちゃってるよ…。

 

一方、雪映は冷静で正しい判断が出来ていたのにも関わらず、正隆の指示なら割とすんなり従っちゃうんですね。

 

正隆の実家の会社、教師という仕事のことが頭にあったんでしょうか?

 

側から見ると正当防衛になりそうなんですが、やっぱり当事者になると気が動転してしまうのかも…殺されかけてる訳だし…。

 

雪映も時々腰を抜かしながら、なんとか正隆を手伝って萌ちゃん(死体)を庭に埋めます。

 

ここで第2話の冒頭に繋がりますね。

 

第2話では足だけでしたが、バッチリ映すじゃん…せめて目を伏せてあげて…。

 

あと緑色の照明+満月がすんごい不気味ですよね。

 

ここで恒例のモノローグが入ります。

 


 

萌ちゃん(死体)の始末を何とか終え、疲労困憊の夫婦。

 

雪映は気を失って床に倒れ、正隆も座り込む。

 

床にはまだ血溜まりが広がったままで、正隆の顔が映っている。

 

部屋の窓、エレベーターの窓、そして血溜まり…。

 

このドラマ、登場人物が何かに映り込んでいるシーンが多いんですよね。

 

実物と虚像、現実と夢、光と影?

 

ただリコのことだから絶対に何か意味があると思うので、今後も注目していきたいと思います!

 

そしてオープニング。


「Fear」を歌って踊るキスマイまだかな〜〜〜

 

早く北山さんの眼差しに撃ち抜かれてトドメを刺されたい。


殺人後の生活と戸惑い


1話冒頭のシーン再び。


何回見ても釘付けになりますね、ここの正隆の表情の変化。

 

一睡もせずに(と私は思っている)血溜まりを見ていた正隆の涙。

 

何が起きたのか、どうしてこうなってしまったのかを、一晩中考えていたんでしょうか?

 

「殺人共同生活1日目」のテロップ怖い。

 


 

さて、萌ちゃんと揉み合いになった際に負ってしまった傷。

 

なかなかの重症ですが、病院には行かずワイルドにガムテープ止血する正隆。

 

剥がす時にまた傷口開いちゃうからね?
今度はガーゼをかまそうね?

 

雪映は正隆に萌ちゃんが一緒に箱根に行った女の子で、その後別れたということを聞きます。

 

「なのに…何なんだよあいつ!」

 

なぜ怒ってるの正隆!?

 

やっぱりまだ全然更生していなかった模様です。

 

そして雪映に「仕事に行け、普段通り過ごすんだ。」と命じる正隆。

 

雪映はそれに従い(また従うんだ…)、庭の方を見ないようにして家を出ます。

 

小学校の校門前まで来たものの、後退りしてしまう雪映。

 

そこに何かと声をかけてくる男性教師がやって来て急かされ、何とか歩き出します。

 


 

場面は変わってモニターに向かい、こちらも仕事をしようとする正隆。

 

いやちょっと作業するには暗いな…。


電気スタンド点けた方がいいよ、目悪くなっちゃうから。

 

目を閉じてゆっくりと深呼吸し、片手でタイピングをし始めますが、幻聴がして思わず立ち上がってしまいます。

 

それは萌ちゃんの断末魔の叫びでした。

 

呼吸は乱れ、震えながら水を飲む正隆。

 

ちょっとソファで休憩しようとしますが、そこは今朝まで血溜まりが残っていた事件現場。

 

立ち止まり、家に居られなくなって外に出ます。

 

しかし、外を歩いていてもすれ違う人みんな萌ちゃんに見えてしまう正隆。

 

怯えたように頭を抱え、街中でうずくまります。

 


 

雪映の表情も暗く、職員室では他の先生との雑談にも上手く返せない。

 

トイレに逃げ込み、鏡に向かって「大丈夫、普段通りに。」と自分に言い聞かせます。

 

体験したことは勿論ありませんが、実際に犯罪を犯したらこんな風になるのかな…って思う。

 

恐れと迷い

お馴染みの産婦人科で定期検診を受ける雪映。


「順調ですよ」と声を掛ける医者の横で、萌ちゃんの言葉を思い出し、ひっそりと涙します。

 

「私の子供は堕させて、その女はいいんだ。」


雪映は流産した経験もあるし、不倫相手とはいえ子供を失った悲しみの気持ちが分かっているから憎みきれないよね…。

 


 

「普段通り」に夕食をとり、「普段通り」に眠る夫婦。


前回は正隆の方を向いていた雪映だったけど、もう正反対の方向を向いてる。

 

眠れずにベッドから起き上がり、階段を降りる正隆。

 

真っ暗な部屋の中、庭を照らす緑色の光が目につきます。

 

あの光に照らされた、穴の中の萌ちゃん(死体)がフラッシュバック。

 

慌ててカーテンを閉めると寝室に戻らず、自室で毛布にくるまって震えます。

 


 

一方で雪映も眠っておらず、スマホで人工中絶手術のページを見ていました。

 

そういえば、オープニングでも寝転んでスマホを見ているところがありますね。

 

スクロールすると「中絶可能な期間」についての情報が。

 

あんなにも望んでいた子供だけど、犯罪を犯してしまった今、生まれてもきっと幸せにしてあげられない。

 

自分自身で「堕胎」の選択をするのがいっちばん辛いな…。


窓際の風と夢

 

出版社にて打ち合わせをする正隆。

 

「なんか硬いんだよな〜」と言いながら、新しい記事の提案をする担当者の話も右から左に受け流している様子。

 

ふと窓の外に目を向けると、萌ちゃん(幻覚)が立っていました。

 

意識を無理矢理担当者の方に向けますが、気配を感じて横を見ると正隆をじっと見つめる萌ちゃん(幻覚)が。

 

椅子が転がるほど、勢いよく立ち上がって取り乱す正隆。

 

このシーンではじめて声とか見間違いじゃない、ハッキリとした萌ちゃんの幻覚を見ました。

 

すごい!と感心したのは、光と影の演出。

 

最初は普通に明るいんですが、正隆が窓の外の萌ちゃん(幻覚)に気付くと、部屋がどんどん暗くなってきて、担当者の声も小さくなる。

 

そんな中でも萌ちゃん(幻覚)は発光しているみたいに明るい。

 

そして正隆が正気に戻って萌ちゃん(幻覚)もいなくなると、部屋も元通りに明るくなってる!

 

正隆の見ている世界はこんな感じなんだろうな〜って思いました。

 


 

その頃、萌ちゃんの弟である創甫の様子も描かれます。

 

家に帰った創甫は萌ちゃんを呼ぶけど、もちろん居ないわけで。

 

「お腹空いた」って素直に言えたり、自傷した萌ちゃんを心配するあたり、少年院に入っていたけどお姉ちゃんと仲良しだね。

 

あと、ちゃんと「ただいま」も言えますからね。


初期の正隆よりえらい!

 

「居ないのかよ、」と布団に横になって目を閉じる創甫。

 

あんまり関係無いですが、創甫がぬいぐるみと寝てるの、すっごい"分かる"…。

 

なぜなら私にも弟がいるので。


これはリアル〜〜

 

目を閉じていると「創甫」と居ないはずの萌ちゃんの声が聞こえます。

 

起き上がって「姉ちゃん?」と部屋を覗くけど、やっぱり居ない。

 

ここで満を時して登場のカランカラン!!

 

だから私にカランカラン見せたら泣いちゃうからやめて!!

(カランカランとは?という方、こちらは正隆と旅行に行った時のお土産で買ったものです。)

 

この音が本当に切ない、まるで「創甫」って呼んでいるみたい。

 

もしかしたら、萌ちゃんはまだ死んでしまったことに気付いてなくて、いつものように窓辺にもたれ掛かって外を見ているのかな…と思いましたね。

 


 

そして萌ちゃん(幻覚)ショックからフラフラの正隆、公園のベンチで横になります。

 

寝不足なのもあってそこで寝てしまい、夢の中へ。

 

ピンポーン

 

あの夜、突然訪れた悲劇のはじまりの音。

 

正隆は毛布にくるまって血溜まりの中央に寝ていました。

 

何度も何度も鳴るピンポン。

 

血溜まりから立ち上がってゆっくりと玄関に向かい、ドアノブに手を掛ける正隆。

 

ドアを開けると、眩しく光り輝く萌ちゃんの姿がありました。

 

笑顔で「はじめまして、白泉新聞です!」と挨拶をする萌ちゃん。

 

その瞬間に夢から醒め、嘔吐する正隆。

 

過度なストレスが胃に来てるよ…どんどん追い詰められていますね。

 

ホラー超苦手なワタクシ、ここめちゃくちゃ怖くてヒイヒイ言いながら見てました。

 

本心と決断


ボロボロの正隆、どんな時でも食事はしようとするんだよね。

 

でも無言だったけれど、なんとか食べていた前日(なのかな?)とは違って、全く手を付けようとしない。

 

そんな正隆を見て、雪映はいつものお漬物をご所望だと思って食卓に出します。

 

「食べてよ、あなたが普段通りにしろって言ったのよ、あなただって普段通りにしてよ!」

 

それでも食べるどころか、微動だにしない正隆。

 

ここで雪映の溜まりに溜まった思いが爆発。

 

萌ちゃんを妊娠させた上で子供を堕させたこと、そして殺してしまったことを並べ、正隆を責めます。

 

正隆が幻覚に悩まされていること知らないもんね…。

 

「今まで我慢してきたけどもう着いていけない!」

 

あんなに挑発的だった正隆なのに、今は言い返すこともしない。

 

雪映はせっかく作ったご飯を流し台に捨てます。

 


 

そんなことがあっても、もう今回はずーっと歩いている正隆。

 

日中はどうしても家に居られないんだろうな…。

 

そして産婦人科に向かう雪映。


ここがね…録画してる方、萌ちゃんが手術の予約をするシーンをもう一度見てほしい。

 

厚底ブーツの萌ちゃん、スニーカーの雪映の足元。

 

産婦人科の扉を開けると、妊婦さんを横目に自分のお腹に手を添える。

 

深呼吸して受付に向かう。

 

この一連の流れ、カット割りも行動も全く同じ…!

 

雪映と萌ちゃん、2人の女性をこんなにも苦しめた正隆の罪は重いぞ。

 

「堕胎です。」

 

ここの雪映の声は力強く、相当の覚悟が感じられますね。

 

萌ちゃんの「(正隆のためなら)何でもしたい。」と一緒。

 

2人ともめっちゃ強い女。

 

見た目や性格は正反対ってくらい違うけど、正隆を思う気持ちは同じなんですね。

 


 

手術の予約を終え、自首しに行こうと交番に向かう雪映。

 

しかし、目の前まで来て蘇ったのは正隆と結婚する前の思い出。


この鬱々とした第4話で唯一の和やかシーンです。

 

会社に泊まり込みで仕事をする正隆に、着替えと食事を持っていった雪映。

 

第2話ではここで終わっていましたが、今回はこの時に正隆がプロポーズしていたことが明らかに。

 

正隆の笑顔がプリティアンドキュート。

 

こんな笑顔でプロポーズされたら何だってしちゃうよね、分かるよ雪映。

 

雪映の満面の笑みのお返しもかわいい〜!

 

それにしても、この状況で思い出す「結婚しよう、幸せにする。」の言葉の重さ。

 

はあ、なんでこんなことに…。

 

雪映は、交番の前で立ち止まっていることに気付いた警官に話しかけられるも、結局自首出来ずに引き返します。

 


 

正隆は幻覚と夢を見て、もう完全に光の無い目で外を歩いています。

猫背で足元もおぼつかない調子。

 

そして、箱根旅行で訪れた階段に1人で来た正隆。
(え、箱根まで歩いたの!?)

 

正隆が一歩登ると、後ろから萌ちゃん(幻覚)が追い抜き振り返ります。

 

「今、私幸せ!」

 

ああ、第1話のキラッキラの笑顔再び…。

 

もはや幻覚を見ていても驚いていない正隆。


あの時よりクマはひどいし顔色悪すぎる。

 

そして涙で潤んだ目を閉じ、その場で膝をつきます。

 

ここで、ようやく自分がしたことの罪の重さを自覚したのかな。
今更遅すぎるけど。


懺悔と告白


いつものお漬物を食卓に並べる雪映。

 

毎日一汁三菜作ってランチョンマットも変えて、雪映ほんと…すごいよ!

 

今頃気付いたんですが、第1話で正隆がペッしたのって雪映の手作りじゃなかったからか…。
かわいいとこあんじゃん正隆。

 

だけど、やっぱり食べようとしない正隆。


箸は持っているから、食べたくても食べられないみたいな感じかな。

 

もう何も言わずに食べ始める雪映。

 

下を向いたまま、ポロポロ涙を流す正隆。

 

顔をしかめても涙は止まらず、泣きじゃくりながら「ごめんなさい」を繰り返します。

 

この「ごめんなさい」は、萌ちゃんや雪映だけじゃなくて、正隆が傷つけてきた全ての人に向けての懺悔だと思っています。

 

その姿を見た雪映も泣き出し、椅子から崩れ落ちた正隆を抱きしめて背中をさする。

 

床に座り込んで号泣する夫婦。

 

雪映は一旦体を離し、しっかりと正隆の顔を見て妊娠していることを告白します。
そして再び抱き合って号泣。

 

正隆は嗚咽で途切れさせながらも、何とか言葉を紡ぎます。

 

「頼む、一緒にいてくれ。」

 

黙ったまま何度も頷く雪映。

 

状況は全然違いますが、プロポーズのシーンを思い出しました。

 

「頼む、一緒にいてくれ。」=「結婚しよう、幸せにする。」

 

雪映のリアクションもリンクしている気がする。

 

皮肉なことに、萌ちゃんを庭に埋めた一件が、夫婦の共同作業になってしまったんですよね。

 

このヘビーすぎる秘密を共有したことで、冷め切っていた夫婦が結託。

 

もっとなんか他に無かったんかと思うけど、この夫婦がどうなっていくのか…。

 

少しでも希望がある未来を願わずにはいられません…。

 


 

ところで、正隆の涙の理由について書いてもいいですか?

 

正隆は、冒頭で「何なんだよあいつ!」と発言しているように、今回の事件は自分のせいじゃないと思っていたんですね。

 

家に押しかけた萌ちゃんに謝りもしなかったし。

 

でも、あの階段で幻覚を見て、萌ちゃんが真っ直ぐに自分を愛してくれていたことに改めて気付いて。

 

その気持ちに対して、きちんと向き合おうとしなかった自分の行動を思い出す。

 

ただの不倫相手とあしらっていたけど、きっと心の奥底では萌ちゃんも大切な存在になっていたんだと信じたい…。

 

ハリネズミみたいに自己防衛していた正隆の心が、雪映のキスで更生するくらいまで回復していたのは、萌ちゃんのおかげだったのかも。

 

萌ちゃんにとってはテメーふざけんなよ案件ですが。

 

そんな萌ちゃんを、事実だけ見れば不可抗力ですが、殺してしまったのは間違いなく自分のせいだってようやく自覚するんです。

 

それがあの階段で膝をつくシーンですね。

からの雪映との夕食。

 

正隆が自分の罪を認めた上で、雪映がいつものお漬物を出してくれたこと。

 

「もう着いていけない!」と出て行ったはずなのに帰って来たこと。

 

「私は絶対にあなたを見捨てない。この先もずっと。」

 

このセリフの通り、雪映はパパのように正隆を見捨てなかった。

 

どうか許して欲しい、一緒にいさせて欲しい、という気持ちが溢れたんじゃないかな…。


二度目のプロポーズを終えて

 

家族からの裏切りで自暴自棄になっていたところで、萌ちゃんと雪映の愛、その愛が引き起こした最悪の事件を経て、ようやく心から生き直すことができた正隆。

 

ただリコは全12話ありますが、4話ごとの3部構成になっているんだそう。

 

第1話では本当に嫌なやつだったのに、やっとここまで来たね…!

 

正隆の最後のセリフには、胸を打たれましたね…ジーン。

 

度々思いますが、やっぱり正隆は精神的にまだ子供なんだよね。

 

原因は家庭環境なんでしょうが。

 

だから自分の思い通りにいかないとキレるし、後先考えず仕事を放棄したり、殺人だって隠そうとする。

 

だけど今回のラストシーンでは子供のままの、本来の正隆が出てきたんだなって思いました。

 

きっと正隆は幼少期でも、こんな風に思いっきり泣いた姿を見せなかったんじゃないかな…と思うと、雪映みたいにぎゅっと抱きしめてあげたくなる!

 

それにしても北山さん、今回はいつにも増して全然セリフがない。

 

色々な記事で書かれているように、自担だからとか関係なく、演技力がすごいのよ。

 

もはや対極の人物なのでは?と思う"正隆"にきちんと寄り添う北山さん、ひたむきで真面目で大好き…。

 

私がまた一段と沼にハマったところで、今回はおしまい!

 

来週はお休みということで、次回は8月11日です。

今更ですが、「ただ離婚してないだけ」公式サイトのリンクも貼っておきますね。

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

そして次回予告はこちら!

 

youtu.be

 

それでは、またお会いしましょう!!!